2019/10/22小松川CSNew!
「子どもが大変そうで負担を減らしたい」
こんにちは。進学塾3Arrows小松川CS教室責任者の川崎です。
秋はどこへ行ってしまったのか…。寒さに震える毎日です。
さて、今日はこの時期になると増える
「子どもが大変そうで少し負担を減らしたい」というご相談にお答えしようと思います。
特にこの相談が増えるのは
大きく生活が変わる小学4年生や中学1年生、そして高校1年生です。
学校の生活が大きく変わり、下校時間も遅くなり、塾の授業も長くなる学年です。
子どもたちが普段の生活で感じるストレスも大きくなりますが、
この相談の多くは体力に起因するものがほとんどです。
疲れて寝てしまう、夜遅くまで宿題をやっている…など、
保護者の方から見ると、「かわいそう…」となってしまう過ごし方になっているケースが多いようです。
このような場合には、以下の手順に沿って考えると、解決策が見えてきます。
①普段の生活スケジュールを書き出してみる
まず、普段の生活を紙に書きだしていきます。
何時に起きて、何時に家を出て、何時に帰宅し、何時に塾に行き、何時に寝るのか。
行事前などの特殊な場合を除く、一般的なスケジュールを書き出します。
ここで確認すべきなのは“本当に使える時間はないのか”ということです。
②空いている時間をどのように使っているかを考える
空いている時間が全くない場合は、正直言ってお手上げ状態ですが、
多くの場合、空いている時間がないわけではありません。
しかし、この空いている時間が明確にどのぐらいあるかを理解している子どもは少ないものです。
書き出すことで空いている時間が見えて初めて、
自分がどのぐらい無駄な時間の使い方をしているかを知ることになります。
ほとんどはスマートフォンやテレビなどに時間を奪われており、
そのせいで夜遅くに宿題をするしかなくなり、朝も起きるのが遅い…
という悪循環に陥っています。
もちろん、ここで大事なのは娯楽の時間をゼロにすることではありません。
0か1かではなく、同じだけの娯楽の時間を続けていくために
今必要なものをカットすべきなのか、を子どもに考えさせることです。
ここまでくれば、多くの子どもは
「今必要なもののために我慢が必要である」ということに気づきます。
そうでない場合は何かしらの手段を講ずる必要がありますが…。
そしてもう一つ、保護者の皆様に伝えたいことがあります。
それは、保護者の方の想像以上のスピードで子どもたちは体力をつける、ということです。
中1のこの時期に「子どもが大変でかわいそうだから授業を減らす」という選択肢をとった保護者の方が、中2のこの時期に「暇そうにしているのがムカつく」と面談で口にされるのを何度も耳にしてきたのです。
もしかすると、保護者の方も我慢の時期なのかもしれません。
しかし、本当に限界を迎えている子どもが存在するのも事実です。
その場合は悩むことなく、何かを削っていただく必要があります。
お困りの際にはぜひ教室までご相談ください。
進学塾3Arrows(スリーアローズ)ではお問合せやご相談を随時受け付けています。
小松川、平井、亀戸、東大島にお住まいの皆様は、近隣なので通塾も便利で安心。
ぜひ、ご連絡をお待ちしております。