2022/09/13新船橋CSNew!
入試のお話【私立編】
皆さんこんにちは!
進学塾3Arrows新船橋CSの菊地です。
前回のArrows日誌では
【入試のお話 公立編】として
千葉県の公立入試の仕組みについて
簡単にではありますが説明させていただきました。
今回は公立編に引き続き
「私立入試」についてご説明します。
(公立編はこちらから⇒【公立編】)
【私立】
千葉県の私立高校では
1月中旬に行われる「前期入試」と
2月中旬に行われる「後期入試」の2回の試験で
入学者を選抜します。
募集人数の比率は前期入試の方が多く、
ほとんどの学校では前期入試で募集枠のほとんどが決まります。
つまりほとんどの受験生は
1月の半ばで私立高校を受験し、
私立が第一志望の場合は受験が終了。
公立が第一志望の場合は2月の公立入試に向けて
対策をすることになります。
また私立の入試では
「単願推薦」「併願推薦」「一般」といった試験があります。
県内の最上位~上位の私立では推薦制度を設けておらず、
当日の試験結果で合否を判断する「一般」の受験が大半を占めます。
それ以外の学校では推薦制度を設けており、
各高校が定める基準に達している受験生を優遇しています。
この推薦制度で内申点を活用することになり、
公立の試験とは異なり、3年次での通知表の数値を参考にします。
単願推薦と併願推薦では内申点の基準が若干異なり、
どの学校でも併願推薦の方が基準が高くなっています。
おおよその目安として、
偏差値45くらいの学校で5科17程度
偏差値50くらいの学校で5科20程度の内申点が必要になります。
公立のお話でも触れましたが、
5科17ですとオール3では足りません。
学校によって各検定取得や部活動の成績による加点要素はありますが、
やはり通知表に4以上が無いと受験は厳しくなってしまいます。
この推薦ですが、
中学校長から各学校へ推薦するという形をとりますので、
12月頃に中学校から各高校へ推薦のお伺いをたてます。
(これを「入試相談」といいます)
ここで各高校から
○(特に何もなければ合格が出せます)
△(当日の試験次第で合格も不合格もある)
×(試験をうけてもおそらく合格は出せない)
といった返答があり、○をいただけた学校に出願していくこととなります。
この入試相談をする学校をどこにしていくのかというのを
中学校では10月の下旬に行われる3者面談で決定していきます。
つまり今回の前期期末の結果によって
推薦をもらえる学校がほとんど決まっていくのです。
このような受験の情報はそのうち誰かが教えてくれるというものではなく、
塾に行ったり、自分で調べたりするなど
自分で取りにいかなければなかなか知ることができません。
受験に対して不安を感じた方は
そろそろ動き出しましょう。
3Arrowsではいつでもご相談を承っています。
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