2022/11/11実籾CSNew!
中学受験で超えるべき壁「不安」
みなさんこんにちは!
進学塾3Arrows実籾CSの岸岡です。
今回は前編の“中学受験で超えるべき壁「焦燥」”に続いての後編です。
前編をまだご覧でない 方はぜひこちらの“合格する生徒 中学受験回顧録「焦燥」編”からご一読ください。
何かに挑むとき,それは中学受験に限らずですが,必ずつきまとう感情が「不安」です。
成功を約束された「挑戦」など存在しないので当然の感情です。
しかし,「不安」を抱えたまま自信なく挑んでもよい結果はなかなか生まれないもの。
先輩たちはこの「不安」とどのように向き合ってきたのでしょうか。
かつて,こんな子がいました
【女子・小5夏期講習入塾・第一志望校:四谷偏差値67 共学】
国語と社会は文句なし,スタートは遅かったものの,合不合判定テストでも偏差値65以上でした。
しかし,本人が苦手とする算数がどうしても成績が上がりません。
やっている量が少なかったわけでもなく,当時の宿題はいまの受験生の1.5倍近く出していました。
それもきちんと向き合って取り組んできます。
どうしても気が向かなかったのでしょう。
そうこうしているうちに12月1日を迎え,千葉県第一志望入試当日となりました。
本人は「算数が不安」と1週間前からことあるごとに口にしていました。
結果は残念ながら不合格。
今回受験した学校は第一志望校と同じくらい進学したかった別の学校だったこともあり,
保護者の方はこれで本命の第一志望校に大手を振って挑戦できる♪と前向きでしたが,当の本人は…。
落ち込んでトイレに3時間も閉じこもるほどでした。
教室へやってきた本人は目を真っ赤に腫らしながらも決意のこもった様子で開口一番
「これから〇〇中学(第一志望校)の算数の過去問を30年分やります!」…と
突然の宣言に私は笑いながら「頑張れ」と声を掛けると「だから先生,よろしくお願いします!」との返事。
そう,このとき私は算数と社会を担当していたのです。
そこから「算数特訓」の日々が始まりました。
当時,私は直線距離にして1~2kmほど離れた2教室の6年生を担当していたのですが,
私が隣の教室に勤務している日はそちらの教室に来て自習をする入れ込みよう。
1月の入試を迎えるまでに何と30年分の算数を2回ずつ解ききっていました。
もちろんその間に他の3教科もバランスよく(30年分とはいいませんが)取り組んでいました。
結果は見事,第一志望校に合格!さらに12月に不合格となった学校へもリベンジ達成!
合格発表のその日,本人から出た言葉は
「あれだけ不安だった算数も過去問をやりきったおかげで不安じゃなかったです♪…自信はなかったけど(苦笑)」
不安という感情は成功の阻害要因となりえます。
不安を払拭するために,この生徒は「不合格」という結果をもって「決意」をし,「量」をこなしていきました。
「量」がすべてではありませんが,「量は正義」です。
不安を拭えるまで諦めずにやりぬく「決意」があれば大丈夫です。
(そのための支柱として我々に全力でもたれかかってもらって構いません♪)
「不合格」,「できないこと」をおそれないでください。
「決意」するためのきっかけとして前向きにとらえてください。
ただし,「できるまでやる」これだけは約束してくださいね!
さて今回は(も?)超長編となってしまいましたが最後までお付き合いいただきありがとうございました。
何はともあれ「志望校合格」への道を示すことが我々の最大の使命です。
進学塾3Arrowsにはいつも,いつでも,いつまでも皆さんの先導となり,支柱となる覚悟で向き合えるメンバーがそろっています。
ちょっとした焦り,小さな不安を感じたときは臆せず,気軽に声をかけてくださいね♪
習志野市(実籾・東習志野・大久保)・千葉市(花見川・長作)・船橋市(三山)地区の
小学生・中学生の皆様いつでもお気軽にお問い合わせください。
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がんばれ,受験生!!!