2023/09/10奥戸CSNew!
定期試験。できっこないを、やらなくちゃ。
こんにちは!
進学塾3Arrows(スリーアローズ)奥戸CS
チャーリーこと中山です。
奥戸CSでは、先週から定期試験対策に取り組んでいます。
内申点が直接入試に影響する中3生はもちろん、
部活を理由に勉強を後回しにしがちな中2生、
自力で頑張ったつもりでもそう簡単に結果が出るわけでは
ないと身をもって知ったであろう中1生も対象です。
これまでも定期考査が近づくと、
「試験対策しようね」と一人ひとりに声をかけ、
授業内でも共通する出題範囲の単元を再度演習解説をし、
必要と思われる演習プリントを配布するなど、
塾としてできるサポートをしてきました。
中学校から試験範囲表を配られ数日してから、
ようやく重い腰を上げる子どもたち。
学校の先生から出された課題を一つひとつこなしていけば
ちゃんと得点できるはずの定期考査。
私のような親世代が中学生だった頃は、
学校の授業内で各教科の先生が
「ここは試験に出すかもしれないぞぉ」と
重要なポイントやおよその出題形式などを言いながら、
範囲となる教科書のページを口頭で伝えてくれるのを、
ノートにメモしたり、教科書のページに折り目を付ける
などして、必死になって把握したものです。
今はどこの中学校でも各教科のテスト出題範囲が1枚に
まとめられた試験範囲表が学校で配布されます。
そして、そこには試験までにやっておく課題が
教科書や副教材のワークから細かく指示されていて、
実質的にその課題をしっかりと勉強しておけば大丈夫、
という先生からのヒントまで書いてあります。
折り目だらけの教科書をパラパラとめくりながら
「どこが出題されるかな…」とヤマをかけたり、
クラスの中で成績優秀な生徒のノートのコピーが出回り
それを手に入れてひたすら暗記する…という「対策」は
必要なくなっているのです。(笑)
それなのに、
今の生徒たちに試験勉強の進捗状況を聞くと
「ガチでヤバいです」
「平均点いけばいいかな、という感じです」
「ぜんぜんワークが終わる気がしません」
「範囲が広すぎてオワりました」
など、後ろ向きな言葉ばかりが出てきます。
それってあなたの感想ですよね?と
某論破王のセリフでツッコみたくなるのを抑えながら、
「まだ時間はあるから自習室に来て頑張ろう」と
勉強するように話すのですが、それに対しても、実は
生徒たちは消極的なのです。
「いや、もう間に合わないです」
「やってもどうせムリですよ」
「でも大会が近いから部活の練習が」
「家でとりあえず自分なりにやるので」
「覚えられるわけがありません」
勉強をする前からあきらめているのです。
ヤマをかけたり、他人のノートを丸暗記したりしながらも
赤点を取ったらマジで部活を続けられなくなる、
推薦基準に達するためには何としても頑張らなければ、
と、1点でも上げるために、定期試験前だけは(?)
とにかく必死で我武者羅に勉強をした…というのが
親世代の皆さんの試験前の記憶ではないでしょうか。
英単語や公式は、何度も何度も書いて覚える。
社会や理科は自分でまとめノートを作り、暗記すべき
用語などは赤シートや暗記ペンを使いリストにする。
数学や理科の計算単元でわからないところは先生や
先輩、友人に頭を下げて教えてもらい、何回も復習。
計算問題は早く正しくできるよう毎日解く。
国語は音読を繰り返し、授業ノートをまとめ直し、
漢字は読めても書けない字を徹底的に練習する。
英語の教科書は本文を覚えるまで読んで書き、和訳も
すべてできるようにする。
教科書準拠のワークや問題集などを並行して解いて、
問題慣れしておくなど…。
ときには徹夜覚悟で机に向かったものです。
100点をとるのはなかなか難しいにしても、
90点以上を目標に頑張り、結果は80点台で「悔しい!」
という思いをしたり、
ヤマをかけたところがハズレても、直前に先生に質問
して教えてもらった問題が出て惨事を回避できたり、
必死に頑張った分、何かしらの「成果」は得られたように
記憶しています。
定期試験が終わって数日後、
テストが返却された生徒たちの口から毎回のように出る
「ヤバイ」
「サイアク」
「オワッタ」
範囲になかったところから問題が出たから先生は鬼だ、
問題が多くて時間切れで最後まで手が付けられなかった、
試験ギリギリまで部活が忙しくて勉強できなかったせい、
などなど、毎回同じような言い訳が出てきます。
いかに試験問題が難しかったかを熱弁する子もいれば
周りのクラスメイトも点数が低かったし平均点も低いから
別に自分だけが悪いわけじゃないし…と開き直る子も。
そうだよね。
試験てそうそう簡単に点数がとれるものではないよね。
でも、
普段の学校の授業をきちんと聞いていましたか?
日々復習をする、をやっていましたか?
試験前にどこまで必死に勉強しましたか?
勉強不足、準備不足だったということはありませんか?
まずはそこを振り返ってみて欲しいのです。
必死に試験勉強と向き合えたのか。
やれることを全てやり切って臨んだのか。
暗記すべきものは徹底的に完璧に覚えたのか…。
「逃げちゃダメだ」
某ロボットアニメに出てくる中学生の少年のセリフです。
無茶や無謀はダメかもしれませんが、まずは逃げずに
正面から向き合ってみることが大切ではないか。
定期試験の時期になるたびに考えます。
どうせできっこないと思っても、
できると思って全力でやってみる。
周囲の助けを借りながらでも、限界までやってみる。
本気で満点を取りにいってみる。
スポーツでも、勉強でも、仕事でも、何でも。
一生懸命にやってみて初めてわかることがあります。
必ずしも結果がすぐについてくるとは限りません。
でも、一生懸命にやった人にしか見えないものが
そこにはあります。
それを一つひとつ集めていくことが、どれほど面白いか。
まずは、今回の定期試験。
自分の自己ベストを更新するつもりで頑張りませんか。
過去最高に頑張った自分になってみましょうよ。
次のときに…といつまでも先延ばしにしていては、
モッタイナイ。
全員、満点。
全教科、満点。
これ、無理ですかね。
確かに超難しいとは思いますが、定期試験なら
可能性はありますよね。できたら、スゴイですよね。
頑張ろうぜ、中学生。
一緒にやってみようぜ、中学生。
そろそろ目にもの見せてくれ、中学生。
そんな、沸々と燃える気持ちで応援しています。
質問にも全職員で対応しています。
ぜひ、毎日、塾へ送り出してください。
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