2025/02/07実籾CSNew!
受験生 最後の追い込み
こんにちは。進学塾3Arrows実籾CSの髙橋です。
2月に入り, 中学入試は後半戦に差し掛かり, 公立高校の入試もまもなく始まりますね。
そこで今回は, 受験生の最後の追い込み, すなわちラストスパートのかけ方について書いていきます。
1, 入試問題と互角以上の問題を演習しましょう。
入試直前期には, 過去問や予想問題といった, 本番と同じか少し難しめ程度の問題をメインに学習しましょう。
「問題を解けなかったら怖い」という理由で, 基礎的な問題ばかりやってはいけません。
入試問題はシビアです。楽な問題に慣れていると, 本番で厳しい問題が出てきたときに頭が真っ白になってしまう可能性があります。
そうならないよう, あらかじめ強敵に立ち向かっておき, 厳しい問題に対する耐性を作っておくことが必要です。
苦戦してストレスを感じることもあるでしょうが, 本番で頭が真っ白になってしまうよりはマシだと思います。
強力なウイルスに備えてワクチンを注射するようなものと考えると, わかりやすいかもしれません。
ただし, 難しすぎる問題はおすすめできません。自信を激しく喪失し, 本番までダメージを引きずってしまうリスクがあるためです。
同レベルか, 少し難しい程度にとどめておきましょう。
2, 演習の中で見つかった弱点は、その場ですぐに補強しましょう。
入試直前は入試レベルの問題にチャレンジしましょうと書きましたが, それだけではさほど学力が上がりません。
土台固めも大切です。土台が不安定な状態であれこれと積み上げても, すぐに崩れてしまうからです。
そのため, 演習をメインにしつつ, 弱点や知識の抜けが見つかったら基本に立ち返るという二刀流が必要となります。
難しい問題を解きつつ, その中で発見した穴も埋めていくのです。
これによって, 土台の補強と応用の積み重ねを同時に行うことが可能となり, 理想的なラストスパートにつながります。
ただし, 基礎の確認に時間をかけすぎるのも良くありません。
受験直前なのですから, あくまでもメインは演習であることを忘れないようにしましょう。
3, 睡眠をしっかりと摂りましょう。
人間は, 寝ているときに知識を脳に定着させます。
逆に言えば, せっかく頑張って勉強しても, 睡眠が不十分では, 学習内容が頭に残らない可能性があるのです。
ですから, 毎日猛烈に勉強して, 毎晩たっぷりと眠る。受験直前期はこういう生活をしましょう。
ちなみに私は, 過酷な大学受験の直前でも毎日7時間は寝ていました。
なぜなら, それくらい寝なければ翌日眠気に襲われ, 勉強に支障が出てしまったからです。
7時間も寝るの?
と思われた方もいるかもしれませんが, 本気で10時間以上勉強すると途轍もなく疲れるので,
自然とそれくらいは寝ることになると思います。(もっとも, これは個人差がありますが。)
また, 十分な睡眠はメンタルの安定にも貢献してくれます。
「腹が減っては戦はできぬ」ということわざがありますが, 私は「寝不足では質の高い勉強はできぬ」とも言えると思います。
4, 適度な運動をしましょう。
人は, 体を動かすことで脳が活性化します。ですから, 散歩でも筋トレでも柔軟体操でも良いので, 何かしら体を動かしましょう。
「ずっと座りっぱなし」はいけません。勉強以前に, 健康的な観点から見ても, 長時間座り続けることは体に良くないと科学的に証明されています。
最後に
受験中や受験後に後悔しないように, ラストスパートをかけましょう。
「後悔先に立たず」ということわざがありますね。物事が終わってから後悔しても意味がないということです。皆さんには, 「後悔はない!」と言い切れるような精一杯の努力を, 最後の最後までしてほしいと思っています。
それでは, 良い報告をお待ちしています。

また2月8日(土)より,新年度授業が始まります。
次年度に向けた準備を進めていきましょう。
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