こんにちは。進学塾3Arrows小松川CSの中島です。
今回は小学生の英語学習についてお話ししたいと思います。
2020年度以前も小学校でも外国語活動として英語に触れる機会はあったのですが、
本格的に英語を学習するのは中学に入ってから、となっていました。
ところが、2020年度より小学校5・6年生において「英語」という教科として採択され、
連動して2021年度からは中学校でも英語の指導要領が改定されています。
保護者の方にもわかりやすいようにお伝えすると、
旧来の中学校1年生が2学期までに学習していた内容を
小5・6で終えているようなイメージになります。
例として動詞の扱いを挙げると、
「中学に上がって1学期をかけてbe動詞の文の使い方を定着、
その後一般動詞が出てきて3単現のSがつくようになって…」、
と時間をかけて理解を深められたものが、
現在の教科書では最初の1課目からbe動詞と一般動詞が一緒に出てくるようになりました。
私のように自身が旧学習要領で育ってきて、
かつそれに沿って20年以上授業をしてきた身にとっては
これはかなり大きな変更であり、レベルとしても数段難化した印象を受けます。
以前であれば英語というものは「中学に入ってからヨーイ・ドン」の科目、
「小学生のうちに先取り学習をして中学入学とともにスタートダッシュ!」
という位置づけであったものが、
「小学生のうちにしっかり学習しておかないと中学スタートでつまずく科目」
になってしまったように感じています。
国語や算数でいまいち輝けなかったお子さんが、
英語という新しい科目にあこがれて目をキラキラさせて勉強していた時代は
もう終わったのかもしれないと思うと英語担当として少し寂しい気もします。
小松川校では高校受験準備コースの6年生から英語の授業を開講しています。
「中学に入って困らないようにするため」ではなく、
「中学で得意な科目を増やす」ことを目的に、
現在の小学5・6年生が身につけておくべき学習事項を1年かけて
しっかり学べるよう指導しています。
結果として中学校、ひいては高校生・大学生になっても
「英語は得意!楽しい!」と思ってもらえるようになることが
担当としての目標です。
学塾3Arrowsではお問い合わせやご相談を随時受け付けております。
小松川、平井、亀戸、東大島にお住いの皆様は、近隣なので通塾も便利で安心です。
許可制で使える駐輪場もございますので、お気軽にお問い合わせください。
ぜひ、ご連絡をお待ちしております。