2021/11/19小松川CSNew!
部分月食と円周率について
こんにちは。
進学塾3Arrows小松川CSの杉山です。
上の写真は本日3Arrowsの前で撮影した部分月食です。
みなさんご覧になりましたか?!
なんと今回の部分月食は全体の98%が隠れる「限りなく皆既に近い部分月食」とのことで、
140年ぶりの現象だそうです。
是非ともこのような自然現象をみんなで見て、子どもたちには様々なことに興味を持って欲しいですね。
私はこのような影がついた部分を見ると、つい面積を求めたくなってしまいます。
完全に職業病ですね。
さて、今回はそんな私が大好きな入試問題を1つご紹介いたします。
その問題とは、
「円周率が3.05より大きいことを証明せよ。」
という問題です。
当時はかなり話題になったので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
そう、東京大学で2003年に出題された数学の入試問題です。
ちょうどこの時期は、ゆとり教育の象徴として「円周率は3で教えることになった」との噂がかなり広まりました。
実際にはそんなことはなかったのですが、噂としてはかなりインパクトが強く、当時は誰もが耳にしたかと思います。
数学教師からしてみると、
「円周率を3で計算してしまうと円周の長さは円に内接する正六角形の周の長さと同じになってしまう」
ということから、
「さすがに3はないでしょ~」と思うのですが、
東大の教授の方々はその思いを入試問題にしてしまうのだから頭が下がります。
高校1年生で習う「三角比」の知識さえあれば証明できますので、
解法を知りたい方は是非杉山まで質問に来てくださいね。
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