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2023/10/03新船橋CSNew!
前期期末試験分析報告と今後の対策
こんにちは,進学塾3Arrows新船橋CSの松岡です。

今回はある中学校のある中学1年生が受けた前期期末試験の分析結果を報告することと同時に
今後の対策についてお伝えしていこうと思います。

【中1 F橋市立F中学校】


・国語⇒とてもバランスが取れた問題という印象を受けました。
    県立入試を意識した問題構成(聞き取り問題,漢字,文法,
    古文,説明文,資料読み取り作文)を見て取れることが出来ます。
 
(対策)古文「竹取物語」説明文「子どもの権利」などの教科書で学んだ内容については学校ワークをとにかくやり尽くして内容や本文の中で問われることが予想される表現に対して,解答をテスト前から準備してすぐに解答出来るようにすることが重要。そうでなければ,最後の作文問題で時間が無くなってしまうからです。また,文法問題は学校ワークだけでコツを掴むことは非常に難しいです。その際は塾の先生に相談し,課題をもらいとにかく演習量を確保することは大事になります。


・数学⇒事件が起こりました。ここだけの話ですが,試験範囲「外」
    の内容が試験に出てしまっています。
    塾に通っていた子は対応出来たと思いますが,塾に通っていなかった子は
    それで成績つけられてしまうのかと考えると,不憫でなりません。

(対策)とにかく演習量こそ正義です。自分自身で量の確保をすることは中学校生活を追うごとに難しくなっていきます。また,文章題など自身で解決することが難しい単元が今後増えてきます。次回の試験範囲は比例・反比例の単元に入っていきます。方程式同様,文章題の読み取りから立式すること,複数の直線式を利用して変化の割合を求める方法などなど。自分では気付くことが難しい内容が今後待ち受けています。今のうちからコツコツ問題に触れてコツを掴んでいきましょう。
    


・英語⇒国語同様,とてもバランスの取れた問題構成になっています。
    ただ,長文問題がない為,難易度としては少し物足りなさを
    感じるところはありますが生徒にとっては喜ばしい限りです。
    長文がなかった理由として今回の文法範囲は
    「複数形,疑問詞,命令文,不定詞・動名詞」
    とやや広く設定されていた為,試験時間の関係上カット
    されたのではないかと考えます。
    文法の難易度はスタンダードでした。学校ワークで
    紹介されている重要表現と文法理解をしている生徒にとっては
    何も問題なく解くことが出来たはずです。

(対策)資料から読み取り,英作文を書き上げる問題がありましたが,そこで苦労する生徒は多くいたのではないかと考えます。作文は書いた文が正しいかを自身で判断することは非常に困難です。そこはプロの力を借りることが大切なように思われます。また,次回の試験範囲は「三単現のs」です。これは日本人にはない発想の文法でありネイティブも間違えるレベルの面倒な単元です。ここで大きな失敗をしてしまうと今後の英語のテストで大きな影響が出てしまいます。早めの対策をしていきましょう!


・理科⇒難易度としてはスタンダード。
    計算の問題が入っていたものの内容としては基礎・基本的な
    内容についての問題を中心に出題されていたので早めの対策を
    行った生徒はその分の成績を取ることは容易だった
    のではないかと思われます。

(対策)各中学校により対策が異なるため分けて書いていきます。
F橋中:物質・物理(光・音)という中1分野の最難関単元となります。マークシートとはいえ,音の単元は計算・光の単元は作図が必須になり,
「おぼえりゃなんとか」では到底対応できません。物質の分野では気体発生の組み合わせや捕集方法など複雑な知識が絡んでくるので早めの対策が
必要となってきます。

K神中:物質が次回の範囲となり,恐らく地学分野までは
入らないと予想されます。
物質の分野を「狭く・深く」学習する必要あり。
基本的な知識の確認を早々に終え,
応用問題の特訓に時間を割く必要あります。


・社会⇒パッと見た感じでは資料問題が多く見受けられる印象ですが,
    問われている内容は基本的なものばかりです。
    また,県入試に寄せた問題作成のようにも思われます。
    グラフ読み取り問題の活用は丁寧に行えば,しっかりと
    回答することが出来るものばかりとなっております。
    「アジア州,ヨーロッパ州,アフリカ州,北アメリカ州」と
    範囲は広いですが,故に問題は基礎・基本を大切にした
    内容となっています。準備をしっかりと行った生徒は点数を
    取ることが出来たのではないでしょうか。

(対策)例年の中1社会の傾向ですが,問題文を見る前にテストの見た目に圧倒されて問題文を雑に読んでしまう生徒が多発します。「適切でないもの」を選択する問題を「適切な」ものを選択して誤答してしまったなんてケースもちらほら発生したりします。時事問題は作成担当の先生が毎日新聞を愛読されていることが分かりました。内容は範囲がヨーロッパだったのでそれに寄せた感じが読み取れます。ということは,次回の定期テストの時事問題は歴史に絡んだ内容か!?

いかがでしょうか。
問題作成担当が度々変わるので必ずしも次の試験が上記のような傾向になるとは限りませんが
準備をすることは必ず必要になってきます。
全ては自分の為に!次こそは悔いの残らないような結果を自分で作っていこう!


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