Arrows日誌

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2024/06/25新船橋CSNew!
日本とドイツの関係
皆さん,こんにちは。
進学塾3Arrows新船橋CSの岸岡です。
 
ドイツについてどのようなイメージを持っていますか?

私が20数年前に初めて授業を行った塾にはデュッセルドルフ教室がありました。
7月のある夜,教室に「夏期講習!ビールとソーセージを片手に授業をしませんか?」という案内がFAXで届きました。
「それじゃあ両手がふさがって授業ができないじゃん!」と教室で盛り上がったのを覚えています(笑)

さて,突然,ドイツについて話を振ったのにはワケがあります。
2023年,1年間の名目GDPで日本はドイツに抜かれ世界4位となりました。
このことから今年の入試問題では日本の名目GDPに関する戦後の歴史,日本とドイツの関係について出題されることが想定されます。
そこで,今回のArrows日誌では今のうちにちょっと振り返っておきましょう。

まずは日本の名目GDPに関する戦後の歴史についてです。

1968年に日本は当時の西ドイツを抜いて名目GDPで世界2位となりました。
1968年の日本といえば高度経済成長の真っただ中です。
またこの年,当時の佐藤栄作首相が国会答弁で「非核三原則」に触れたことや,小笠原諸島がアメリカから返還,川端康成がノーベル文学賞を受賞したこともおさえておきたいポイントですね。

その後,しばらく日本は世界2位の座についていましたが2010年に「世界の工場」として経済発展を遂げた中国に抜かれ世界3位となりました。
2008年のリーマンショックに端を発した世界金融危機の影響もあり,この前年に2度目の政権交代が起きています。
また,この年には小惑星探査機「はやぶさ」が地球への帰還を果たし,世界を騒がせました。
しかしチリ地震によって日本に津波警報が発令されたり,宮崎県で口蹄疫が流行したり,尖閣諸島中国漁船衝突事件が発生したりと前向きではないニュースも多くありました。
 

次は日本とドイツの関係についてです。

江戸時代にはドイツ人医師のシーボルトが来日し鳴滝塾を開き,多くの学者を育てました。
そして,明治時代になると伊藤博文は大日本帝国憲法を草案するためドイツ(当時はプロイセン)に渡りました。
その大日本帝国憲法が発布された日のことがドイツ人医師ベルツの日記に記されていることも忘れてはなりません。
また,日清戦争の講和条約である下関条約が結ばれた際の三国干渉ではロシア側にフランスとともにドイツが加わっていました。

大正時代に入るとヨーロッパでは第一次世界大戦が勃発しました。
日本は日英同盟を背景としてドイツ権益である山東半島に出兵し,当時の大隈重信内閣は中華民国に二十一か条の要求をだします。

その後,昭和に入り,世界恐慌が起こるとドイツではヒトラー率いるナチスドイツがヨーロッパを席巻します。
1937年には日中戦争,1939年には第二次世界大戦と世界情勢が混とんとする中,1940年,日本はドイツ・イタリアと三国同盟を結びます。
そういった日独関係のもとで,リトアニア領事だった杉原千畝がナチスドイツに迫害されていたユダヤ人にビザを発給し「東洋のシンドラー」と呼ばれるようになったこともおさえておきましょう。
また,終戦の際に日本が受諾したポツダム宣言の「ポツダム」がドイツの都市の名であることもおさえておきたい知識です。

ドイツは昨年から原子力発電をゼロにする政策を行っています。
このことから各国の発電エネルギーに関する問題や,GX(グリーントランスフォーメーション)に関する問題も想定されます。
 

日ごろからアンテナを広く張って,知識とつなぐ作業をしていきましょう!
ヒントは授業の中で無数に散りばめてありますよ!

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