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2024/10/29新船橋CSNew!
火星の夕日は○○?不思議な科学の世界!
こんにちは!3Arrows新船橋CSの菊地です。

「理科離れ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

小学生の頃は実験が楽しく、理科が好きだったのに
中学生になると理科を嫌いになってしまう子が増えてしまうそうです。

本来理科という科目は
身近なもの、現象に関する原理・原則を知る科目ですが、
中学生になるとその内容が
身近な現象からかけ離れてしまい面白さを感じられなくなるのかもしれません。

そこで今回は、原点に立ち返り,
日常生活や宇宙に関する不思議でちょっと面白い話を2つご紹介します。


【年輪は木の成長の証】


「年輪の数を数えると樹齢を知ることができる」と
聞いたことはありますか?

あの年輪は一体どのようにして作られるのでしょうか。

木は春から夏にかけて成長し、冬になると成長を止めるため、
その時期の違いで濃い線と薄い線が交互に現れます。これが年輪です。

年輪の幅が広いと「その年は成長が早かった=気候が厳しかった」ことを示し、
逆に幅が狭いと「その年は気候が厳しかった」と考えられます。
例えば、寒さや干ばつなどがある年は年輪の幅が狭くなり、
逆に暖かい雨が多い年には年輪の幅が広くなりやすいのです。


年輪は、木の年齢だけでなく、過去の気候や環境についても教えてくれます。
昔の火山の噴火や干ばつ、寒冷な年が年輪に反映されていることもあります。

実際にアイスランドで起きた大噴火その後、北半球で気温が下がり、
その影響が年輪に刻まれていることが確認されています。

こうして年輪によって、過去の自然環境を知ることができるです。


【火星の夕日は青い?】

次は、少し宇宙の話をしてみましょう。
皆さんは、地球の夕日がなぜ赤く見えるのか、考えられたことがありますか? 

普段、私たちが見る夕日は、赤やオレンジのグラデーションがとても美しいですね。
では、もし火星に行ったら、同じように赤い夕日を見ることができるでしょうか。

そもそも地球の夕日が赤っぽく見えるのは、
地球の大気に「空気の粒子」や「水蒸気」などがたくさん含まれているからです。

このとき、光の中で波長の短い青色や紫色の光が空気の粒にぶつかって散らばり、
逆に波長の長い赤色が残って私たちの目に届きます。

さて、火星の夕日がどんな色をしているかというと、
驚くことに「青い夕日」が見えるのです!


火星の大気には、私たちが呼吸で使用する酸素はほとんどありません。
その代わりに、大気のほとんどが二酸化炭素で、そこに多くの細かい塵や砂が漂っています。
その大気を光が進む際に、波長の長い赤色の光が散乱し、青い光が目に届きます。

この不思議な現象は、
NASAの火星探査機「キュリオシティ」が撮影された写真からも確認されています。

もし、人間が火星に住めるようになったところで、
平均気温は-60度以下ですので、防寒対策はしっかりしないといけません。

いかがでしたか?
今日のお話をきっかけに、周りの出来事や自然にもっと興味を持っていただけると嬉しいです。
授業ないでもこのような面白い雑学を紹介しているので、
興味のある方はぜひ教室まで足を運んでみてください。

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