2026/05/24ARCUS奥戸CSNew!
【中受算数】中受算数は才能不要の究極解法ゲーム
中学受験の算数は特殊で難しいから教えられません!教えても中学・高校数学のやり方になります!
と、昔東大生講師に言われたことがあります。ただ特殊なものにはそれなりのコツがあるもので、本質は難しいというよりも、馴染みがない人にはとっつきづらい、というのが正解かなと思います。
よく、「中学受験算数は究極のパターン解法ゲーム」、みたいなことを言われたりしますが、言い得て妙だと思っています。
5年算数より、パターン解法の一つをご紹介いたします。
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単元名:倍数
難易度:★
【問題】
3で割れる数と4で割れる数を取り除いて数を並べます。
1,2,5,7,10,11,13,14…
(1)89は左から数えて何番目ですか?
(2)左から数えて100番目の数を答えなさい。
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予習シリーズ5上の後半回で「色々な数列」として
出てくる問題です。
確かに取っ掛かりがないと手が止まりますが、
実はなんてことのないパターン解法問題です。
<解法パターン>
①最小公倍数で折り返す表を2行ぐらい書く
②当てはまらない数に斜線
③周期算で場所を特定、縦に等差数列で数字を特定
以上です。この問題で実践してみたいと思います。
まず、
①最小公倍数で折り返す表を2行ぐらい書く
②当てはまらない数に斜線

(1)89は左から数えて何番目ですか?
89÷12=7…5
つまり89は5から12を7回足した数。
よって、1列目の5から下に7列目→上から数えて8列目にある。
1列に数字は6つなので、
6×7列+3=45番目
※8列目の前から3番目にあるので+3
(2)左から数えて100番目の数を答えなさい。
1列6つなので、100番目の数が何列目にあるかを調べる。
100÷6=16…4
よって16列+次の列の4つめということがわかるので、17列目の前から4番目が100番目。
ここで上のスタンプカードみたいな表を参照すると、前から4番目は7の列であることがわかり、その列の上から17番目が答となる。
縦は等差数列なので、7始まりで差が12の17番目を公式で求めると、
7+12×(17-1)=199
以上です。〇の倍数を取り除いた数列問題は、
だいたいこのパターンで解けます。
パターンにはめて解ける問題に才能も閃きもいりません。必要なのは実直な努力のみ!
算数が難しい、苦手です、いえいえノンノンノン。
算数は楽しい数や図形のゲームであって、ゲームには必ず攻略法が存在します。
4年生まではゲームを楽しむことと、どうやったら攻略できるか常に頭を回すことが大切で、5年生は攻略の仕方、解法という名のテクニックを学び、6年生はその集大成。
マリオカートに例えるなら、4年生までに普通に運転できるようになって、5年生でバナナや緑甲羅、赤甲羅などの使い方をマスターし、6年生でスペシャルロードを無双する、みたいな感じです。
問題文→解法パターン
このつながりを意識できるようになれば、必ず偏差値は上がります。
教室責任者 鴨志田







